お待たせいたしました。本邦初の女性フライフィッシャーによる釣りエッセイの発売です。タイトルは『火星でフライフィッシングをするつもり?』です。著者は山田美緒さん、イラストは浅里まゆみさんの女性コンビでの満を持しての登場です。力の抜けたちょっぴりシュールなイラストと共に、女性にとっての釣りの楽しみを、細やかに、軽やかに、鮮やかな筆致で、余すところなく伝えます。
「釣り」は長い間、男性の趣味とされてきました。ふらい人書房のホームページやfacebookを見ている95%以上が男性フライフィッシャーの皆さんです。フライフィッシングの世界は、なぜこんな偏った性別構成になっているのでしょうか?
昨年、ふらい人書房が発売した『ザ・リトル・レッド・ブック・オブ・フライフィッシング』の中には「男性よりも女性の方が釣れる」という驚愕の事実が、米国の大多数のフィッシングガイドの共通認識であると述べられています。なぜ女性の方が釣れるのでしょうか? あるいは女性が感じる釣りの面白さとは、一体どういう種類のものなのでしょうか? 女性の釣り人の目に、男性の釣り人はどう映っているのでしょうか(怖くて読みたくないかもしれませんが、笑)? 本書にはこれまで女性の口から漏れてこなかった、そんな秘密のささやき、呟き、叫びがあふれています。これからフライフィッシングを始めようとする女性はもちろんのこと、実は男性釣り師に、女性釣り師の生の声を聞いていただきたいと思い企画したのが本書です。本書は間違いなく、女性を釣りに誘う際のバイブルとなるでしょう。男性釣り師には特に『アングラーズ・アイドル』と『アダムスとイブ』を読んでいただきたい!
なお、当ホームページ、もしくは提携フライショップにて、発売前に予約していただいた方先着300名限定で、オマケに「ふらい人リップ(リップスティック型ティペット回収器)」(下の写真にある左右のどちらか1つです。恐縮ですが左右の指定は受けできません。両面テープと共に書籍に同梱します→2月9日追記。スミマセン、両面テープをカットして同梱することが不可能であることに気づきませんでした。申し訳ありませんが、テープは同梱されません)をお付けします。タイトルが地球環境問題を暗喩していること、女性二人の作品であることをイメージしての付録です。ベストのポケットのどこにでも入れられて、すぐに取り出せる、ふらい人書房の発明品です。ふらい人書房がこれまで発行してきたどの書籍よりも、釣りに役立つことは間違いありません(笑)!
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