さようなら富士ゼロックス

2021年3月31日を最後にFUJI XEROXが消えてしまう。いったい何が起きたのか?

富士フイルムが画策した米ゼロックスの買収は失敗した。ゼロックスの名が消え、富士フイルムビジネスイノベーションと名を変えて再出発する。何を失うのか? これからどうなるのか?  そもそも富士ゼロックスの強みとは何だったのか? 販売会社との軋轢は解消するのか? サービスビジネスに明日はあるのか? 競合メーカーはラクになるのか? 富士ゼロックスの営業現場で働いてきた著者がそんな問いに答えつつ、社史には載らない会社の実態や社風に迫る哀惜のクロニクル。

 

さようなら富士ゼロックス

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  • ・骨肉の争いがいつだって醜い様相を呈するように、富士ゼロックスの終わり方も例外ではなかった(本文「ゼロックスか、富士ゼロックスか、それが問題だ」から)。

    ・乱暴にいってしまうことが許されるなら、富士ゼロックスはメーカーの衣を着た永遠の販売会社だった(本文「メーカーの衣を着た販売会社」から)。

    ・富士ゼロックスは世間からの見え方に反して、競合他社と比較して必ずしもより高性能の機械を生み出してきたわけではなかった(同上)。

    ・ついに富士ゼロックス直の販売部隊と全国の販売会社は統合され、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンという名(長すぎると思う)販売会社として独立する。もうそこには壁も天井もない(本文「先祖がえり」から)。