eバイクが欲しい

山奥にある秘密の渓流釣り場に誘われた私が、必要性に迫られてやむを得ず購入を決めたMTBでしたが、真剣に検討するほどに、自分に必要なのは通常のMTBではなく、eバイクであることがわかってきました。試しに近所の自転車店で借りたeバイク(e–MTB)で奥羽山地にある廃道を上ってみて、その機能と性能に驚き、坂を上ることが楽しいという不思議な経験をして、購入を決断しました。それから実際の購入に至るまでのモデル選定の迷い、紆余曲折を購入者の立場で記しています。釣りのための自転車、MTB、eバイクを買おうとしている人にとっての打って付けの読み物だと思います。また『自転車の教科書』堂城賢著(小学館刊)を読み、自転車を買うからにはうまく乗りたいと、意を決して堂城氏が運営する自転車教室「やまめの学校」に行きました。自転車の学校に「やまめ」なんて言葉が付いているから、自動的に吸い寄せられたんですが(爆)、やっぱり堂城さんは渓流釣り師でした。自転車教室での経験は全くの自転車初心者である筆者にとっては発見の連続で、同様の初心者にとっては最高の情報源となるはずです。日本初のeバイクに関する読み物(ムック本を除く)です。現在、続編「MTBでフライフィッシング」(仮題。2023年発行予定)に向けた取材中です。

eバイクが欲しい

¥1,980価格
  • ヨーロッパでの電動自転車の普及率は全自転車の50%を超えているという。世界初の電動自転車を生んだのはヤマハだというのに、日本は今や自転車後進国とさえ呼ばれています。日本人はロードバイクやMTBを狭義の意味での肉体スポーツと考え、多くのベテランがeバイクを異端と見なす傾向があるようです。そんな日本のスポーツ自転車界におけるやや古めかしい環境が、新たに自転車に乗ろうとする人々に心理的な壁となって立ちはだかり、何となく先輩の薦めに従ってこれまでの通りのペダルバイク(非電動自転車)が選ばれてきました。しかしながら世界全体で見れば自転車界の趨勢がeバイクに向いていることは間違いなく、日本にeバイクブームが起こるのは時間の問題と言われています。『自転車の教科書』を著すなどして、日本の自転車界をリードしてきた堂城賢氏も本書内で「eバイクは(特に中高齢者にとって)いいことだらけです」と語っている。本書ではeバイクの何がいいのか、どうしてeバイクなのか、という点を実際の購入経緯を紹介しながら、一つ一つ検証していきます。

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